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カシミヤとは?

最高級の天然素材として、世界中で広く愛されているのがカシミヤです。
今から千年ほど前、インド北部の「カシミール地方」に生息する山羊の産毛を使って編まれた製品が、シルクロードを経てヨーロッパに伝わりました。その名にちなんで、カシミヤという名が広まったといわれています。
カシミヤはその希少性、軽さ、柔らかさ、暖かさ、ぬめり感のある独特の肌触りなど、そこから醸し出される上品な美しさや高級感は、他のどんな繊維とも異なっています。
ジェイコムでは、より良いカシミヤ製品を皆様にご提供する為に、商品企画から編立・縫製・仕上げまでを一貫して自社で管理しています。

ヤギ写真

製品になるには…

カシミヤの原毛は、カシミヤヤギ1頭から150~200gしか採れません。とりわけベビーカシミヤの原毛に至っては1頭からなんと20~30gしか採れず、とても希少価値の高い原毛なのです。
更にそこから、細くて毛足の長いものだけを選別する為に、洗浄の前後、染色後と、合計3回も(ベビーカシミヤなど高級な原毛はさらに増えます)手作業で細かく選毛を行うことで、色と番手にムラがなく、風合いが良いのに毛玉が出来にくい糸へと紡績しています。
櫛で丁寧に梳きとります。カシミヤ山羊イメージ

カシミヤの扱い方

カシミヤは化学繊維に比べ毛玉ができにくいと言われますが、ピリング(毛玉)が出来ないわけではありません。
紡毛の中でもより繊維が細く、柔らかな製品ほどピリングは起きやすいので、カシミヤも気を付けなければなりません。

【1】ピリングを作らない為には、1日着用したら2日間は休ませることが大切。
【2】ピリングが出来た場合は小さいものであればブラシをかけ、大きい場合は無理に引っ張らずにピリング部分を切り取るようにしましょう。
【3】カシミヤはクリーニングを繰り返すことで、新品の頃にはないやわらかな風合いが発揮されます。
お気に入りのセーターを長く着用して頂くためにも、クリーニングに出す場合は信頼のおけるお店に出されることをお勧めします。
【4】当社のカシミヤ製品は、おしゃれ着用洗剤を使用しての、ご自宅でのお洗濯も可能です。
ご希望の方には詳しくお洗濯の仕方を説明した冊子をお送り致しますので、お気軽にお問い合わせください。

万が一穴が開いてしまったり破れてしまった場合もあきらめずに当社へご相談下さい。
修理が可能なものにつきましては、当社にて補修いたします。糸の種類や紡績の番手やロットなどが関係するため、どんな物でも…とは申せませんが、出来る限りのことはさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
お直しの他にも、「せっかく買って頂いた製品は、お客様に合った丈で着て頂きたい。」という思いから、身丈と袖丈の調整も承っております。
料金は一か所につき4,000円+税が目安です。物や状態によって前後致しますので、まずはご相談下さい。
(当社へご送付の際の送料はお客様のご負担が前提となります。何卒ご了承頂けますようお願い致します。)

産地

ジェイコムで使用しているカシミヤは、カシミヤの産地の中でも最高品質とされる内モンゴル自治区の西端に位置するアラシャン(阿拉善) 地方から買い付け、イタリアや原産地の紡績工場で紡績しています。

アラシャン地方は海抜2700メートル地帯にあり、気候は非常に厳しく、夏は最高気温40度、冬には零下40度にもなります。このような、非常に気温の差が激しく厳しい環境で育ったカシミヤ山羊は、繊細な産毛を持っています。更にアラシャン地方のカシミヤ山羊は、他品種と交配されていない為、細さと長さが一定したカシミヤ原毛が採取できるのです。

又、アラシャン地方で採取されるカシミヤ原毛の年間の生産量は、世界全体のわずか1%!と非常に希少なカシミヤなのです。
ヤギたち

原毛について

原毛の太さは14 ~ 15 ミクロン、長さは32 ~ 34mmです。
原毛は長ければ長いほど高級品とされ、細ければ細いほど、風合いが柔らかくなります。
原毛について

色へのこだわり

カシミヤには、ホワイトカシミヤ、グレーカシミヤ、ブラウンカシミヤなど種類がありますが、風合いが極めて良いのは、染色をしない天然色カシミヤ糸です。原毛の色を丁寧にホワイト・グレー・ブラウン等に選別して紡績し、染色せず自然のままの色で製品を作ります。そのため繊維が傷まず、極上の風合いとなるのです。
染色をする場合も、発色が美しく上質なホワイトカシミヤを染色します。そうすることで淡い色合いもよりクリアな発色になります。

ベビーカシミヤ

生後6カ月前後の仔ヤギの産毛のみを使用するベビーカシミヤ。

初めての厳しい冬を越した、一生に一度の産毛なので、カシミヤの中でも最も細くしなやかで、肌に優しい素材です。
ベビーカシミヤ